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元外資系コンサルタントで脳神経学者でもあり、現在ヤフー株式会社COO室室長というユニークな経歴の筆者が書いた本で、会社でプレゼンをする機会がある人におすすめです。

ロジカルシンキングに関する本は他にも出ていると思いますが、フレームワークの紹介で終わらず、「どのように取り組んだらいいのか」といった考え方を、体系的に説明しているところが素晴らしく、とても興味深く読みました。

外資系の企業では特にそうですが、働いた時間ではなく、どれだけ質の高いアウトプットを出したかが評価されます。筆者は、大量の分析をし、がむしゃらに働くことに警告をしており、「解の質」、「イシュー度」をまず考えてから問題に取り組むことを勧めています。これにより、高いバリューを出すことができます。

コンサルタントといった仕事だけでなく、セミナー講師をしている私たちにも沢山の実務に役立つヒントを頂きました。すぐに身に付く技術ではないかもしれませんが、毎日意識することで、自分の知的生産の質を飛躍的に向上させてくれると思います。