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高校の同級生で、講談社で「ドラゴン桜」や「宇宙兄弟」など数々の大ヒット作を手掛けた後に独立して、エージェント会社のコルクを創業した佐渡島君の著作です。これまで、編集者としてコミックや小説を世に送り出す側であったため、佐渡島君が著書となった初めての作品です。

高校時代から文芸春秋に小説が掲載されるなど佐渡島君は異彩をはなっていましたがほとんど交流はありませんでした。お互い就職してから少しずつ会うようになり、お互いベンチャーの経営者となった今ではゴルフや講演会などでよく交流します。

彼と話していると何気ない会話の中にも鋭い示唆があって、とても刺激的です。本書は佐渡島君の過去の講演内容を編集者がまとめて、それに彼が加筆する形式をとっています。ですから、佐渡島君の鋭いものの見方と、それによってどのようなアクションが生まれたのかが豊富に盛り込まれていて、コンテンツを作ることに関わっている人はもちろん、どの業界で働く人にとっても色々と参考になるでしょう。

同級生で、かつ同じ起業家として活躍している佐渡島君は、私自身にとっても刺激をもらえる有難い存在です。本書でどのような思いで起業をして、今経営をしているのかはまさに我が意を得たりという内容で、初心を思い出させてくれました。佐渡島君がコルク創業後に初めて手掛けたコミック「インベスターZ」は、資産運用がテーマということもあり8巻巻末に私のインタビューを掲載してもらいました。

これからも色々とコラボしていけることを楽しみにしています。