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今年に入ってから、イーロン・マスク率いるスペースXが立て続けにロケットの再使用に成功し、さらには年内の有人飛行も予定しているなど、日本でも米国の民間企業による宇宙開発の報道は増えてきています。

宇宙ビジネスが注目される最大の理由は登場人物が大物ぞろいであることです。民間企業の有人宇宙飛行については、上記のイーロン・マスクに現在世界一の富豪であるアマゾンの創業者ジェフ・ベゾス、ヴァージン・グループの創業者リチャード・ブランソンといういずれも強烈なキャラクターをした3人のビリオネアがしのぎを削っています。

それ以外にも、グーグルの創業者であるラリー・ペイジや映画監督ジェームズ・キャメロンが小惑星の資源探査企業であるプラネタリー・リソーシーズに巨額の出資をしたり、イーロン・マスクは最終的に2040年には100万人単位の火星移住を目指していたりするなど刺激的なエピソードが満載です。

著者自身がこうしたビジネスに関わっているわけではないので、本書の情報は広く公開されているものが中心ですが、米国を中心とした民間企業がどのように宇宙開発を主導し始めているのか、現状を把握するのには適した内容となっています。