地球全体を幸福にする経済学―過密化する世界とグローバル・ゴール

★★★

現代の3大経済学者(ポール・クルーグマン、ジョセフ・スティグリッツ、ジェフリー・サックス)のうちの1人ジェフリー・サックスが、環境問題や貧困、人口爆発など、タイトル通りに、地球全体規模の課題に対する処方箋を解説しています。

どの問題に対する解決策も具体的で、かつ必要となる費用も現在のグローバル経済からみると微々たる規模であることが分かります。著者が強調するのは、先進国の人々がグローバル市民としての自覚を持ち、上記の地球規模の問題をいずれは自分に降りかかってくるものとして真剣に捉えれば、すぐにでも解決策が実行され、20年程度で解決への道筋が見えてくるということです。

上記の3人ともアメリカ経済学会最高の賞、ジョン・ベーツ・クラーク・メダルを獲得しており、クルーグマンとスティグリッツはノーベル経済学賞を受賞するなど学者としての実績も圧倒的です。しかし、決して象牙の塔に閉じこもらず、サックスが国連顧問として、スティグリッツが政府顧問として、クルーグマンは在野の評論家という立場から、現実世界の課題にも積極的に発言をしています。

経済学の素養がなく滅茶苦茶な提言をする自称”経済評論家”と、専門分野に閉じこもり現実世界から遊離している小粒な学者しか存在しない日本の現状をみると、こうした骨太な本が出てくるアメリカの状況を羨ましく感じます。

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