ザ・ロスチャイルド

★★

歴史上で最も有名な富豪一族ロスチャイルド家を、ヨーロッパ全域に影響力を持つところまで押し上げた立役者ネイサン・ロスチャイルドと、同時代の英雄ナポレオン・ボナパルトが主役の小説です。

フランクフルトに住居を置いていたネイサンの父親、マイヤー・アムシェルはドイツの諸侯と結びつき当時多くが不遇であったユダヤ人として異例の成功をおさめますが、その成功を世界的大富豪の地位にまで高めたのは、3男ネイサンを中心としたマイヤー・アムシェルの5人の息子たちです。

この小説では、ネイサンが個人的復讐心をナポレオンに対して頂いていて、思いを果たすためにロンドンで事業家として成功し、英国政府と連携するところまでに登りつめていくという流れで進んでいきます。あまりに、劇的なストーリーは作りこみが過ぎるように感じましたが、ワーテルローの戦いで破産の危機に瀕したネイサンが一世一代の大勝負で巨万の富を得るシーンなどは、現代にも通じる迫力があります。

グローバルの金融界において枢要なポジションの多くを占めているユダヤ人たちの金融についての圧倒的なスキルと抜け目のなさがどのように培われてきたかについても想像力を刺激してくれます。歴史と金融の両方が好きな人は手にとることをオススメする一冊です。

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